東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が発注した、テスト大会の計画立案業務を巡る談合事件で、森泰夫元次長に談合疑惑が報じられています。
そこで今回は、五輪組織委員会元次長の森泰夫氏の経歴や学歴、そして、談合疑惑で逮捕の可能性はあるのか調査しました。
森泰夫の経歴や学歴・プロフィール
森泰夫氏の学歴は、桐朋中学校・高等学校の中高一貫校を卒業後、横浜国大を卒業されています。
森氏は、中学・高校・大学と陸上競技に打ち込み、大学卒業後は、東急電鉄に就職し、都市開発事業などに関わっていたようです。
その後、2004年に退職して、日本陸上連盟に入り2014年に事務局次長を務めますが、その間に早稲田大学大学院でスポーツ科学を専攻し、トップスポーツマネジメントコースを修了しています。
スポーツマーケテイングや、スポーツビジネスへの想いが強かったようです。
日本陸連では、大会運営、広報、強化、普及などさまざまな活動を統括する役割を担当されていたそうです。
そして、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の大会運営局次長として、大会の運営に大きくかかわっていました。
森泰夫は談合疑惑で逮捕の可能性は?
毎日新聞では、「東京五輪組織委元次長、立件へ」という見出しで、次のように報じられています。
テスト大会の運営を担った組織委大会運営局の元次長が入札参加業者を公募する前、特定の企業に落札者が決定していると伝えた疑いがあることが関係者への取材で判明した。東京地検特捜部は、元次長が受注調整に欠かせない役割を果たしたとみており、企業側との共同正犯として立件する方針を固めた模様だ。
引用元:毎日新聞
元次長は、「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で開催予定のバドミントンの業務を希望する博報堂の担当者に、「そこは東急」と伝えた疑いがあるという。
そして、実際に同プラザの欄には、「東急エージェンシー」が記載されていたそうです。
このことが本当だとすれば、明らかに違法行為ですよね。
しかし、元次長は「落札者が決まっているという発言はしたつもりはない」と、談合への関与を否定しているようです。
今後の動向が注視されるところですね。
関連記事はコチラ
森泰夫の経歴まとめ
今回は、五輪組織委員会元次長の森泰夫氏の経歴や学歴、そして、談合疑惑で逮捕の可能性はあるのか調査しました。
森泰夫氏は、桐朋中学校・高等学校から横浜国大を経て、東急電鉄に就職します。
その後、日本陸上連盟に入り2014年には事務局次長を務めます。
そして、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の大会運営局次長として幅広く活動してきました。
元理事らの汚職事件で揺れた東京五輪ですが、今度は運営局元次長の談合疑惑があがっています。