選抜高校野球大会で、現在WBCで人気のペッパーミルパフォーマンスを行った選手が注意され、佐藤洋監督が理由を審判に問いただしました。
そこで今回は、佐藤洋・東北高校監督は巨人の元選手でどんな経歴なのか、ペッパーミルの意味を知らないのか調査しました。
高校野球でペッパーミルパフォーマンスを注意!?
第95回選抜高校野球大会の東北高校対山梨学院戦で、東北高校の二塁手が、遊ゴロ失策で出塁した際に、塁上でWBCで話題のペッパーミルパフォーマンスを披露したところ、一塁塁審から注意があったという。
大喜びで出塁し、ガッツポーズのつもりで行った、ペッパーミルパフォーマンスで思わぬ注意をされました。
そのことで東北高校の佐藤洋監督が試合後に、「なぜダメなのか理由が知りたい」と疑問を投げかけています。
佐藤洋のプロフィールや経歴
佐藤洋監督は、プロ野球読売巨人軍の元プロ野球選手で、高校時代は東北高校に在籍し、甲子園にも出場したことがある選手です。
今回の大会では、選手としても出場し、さらに監督としても出場するという、今までの歴史では10人目という快挙を成し遂げたわけですね。
佐藤氏は、宮城県出身で現在60歳です。
東北高校時代に甲子園に4度出場し、三塁手や二塁手などで活躍していました。
高校卒業後は、電電東北に入社し、強肩を活かしてキャッチャーに転向しています。
都市対抗戦にも出場し、勝利に貢献しています。
1984年のドラフトで巨人から4位指名を受け入団します。
内野手に転向後、1987年に一軍で初出場を果たしています。
投手と捕手以外のポジションをこなすなど、器用な選手でしたが出場機会に恵まれず、1994年に引退しています。
その後、臨時コーチなどでアマチュア野球の指導に携わってきました。
2022年8月1日付けで、母校である東北高校監督に就任しています。
佐藤洋はペッパーミルを理解していない?
今回のペッパーミルパフォーマンスに対して、なぜ一塁塁審から注意があったのでしょうか。
日本高野連はコメントを発表し、それによると「選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」としています。
理由に関しては中途半端でよく理解できませんね。
では一体何がダメだったのでしょうか。
それは、ペッパーミルパフォーマンスを行うタイミングにあるようです。
WBCでは、ヌートバー選手がヒットやファインプレーをした時に行ったわけで、相手のエラーなどでは行っていません。
相手をリスペクトする行動が素晴らしいという評判で、ヌートバー選手をはじめ日本選手は話題となっています。
今回の東北高校選手は、相手のエラーによって出塁したことで、「ミル」の行為を行っています。
これでは相手の行動を煽るようで見ていて気分が晴れませんね。
佐藤監督とすれば、まずは自分の選手に対し、なぜダメだったのか諭す必要があったと思われます。
まさか監督が」ペッパーミルパフォーマンスの意味を知らなかったわけではないと思いますが、そう思われても仕方がないでしょう。
みんなの声は
Yahoo!コメントでは今回のペッパーミルパフォーマンスについて、多くの声が挙がっています。
エラーで出塁したのにパフォーマンスをしたことを問題にしたのか、それとも、パフォーマンス自体を問題にしたのかで、解釈は違うと思う。前者なら高野連の判断は正しい。
相手エラーによる出塁でパフォーマンスなんてしたら挑発行為と取られてもおかしくない。この監督は選手達が楽しんでいればどんなに非礼なことでもそれで良いという考えなんでしょうか。
審判さんのファインプレー。これを認めていたら高校生のスポーツじゃなくなる。だいたい相手のエラーを煽る行為を容認するなんておかしい。